ブラジル代表MFアルトゥール、新天地リバプールに感激 「これまでは対戦相手だったが、正しい側に来られた」

アルトゥール・メロがリバプール入り【写真:Getty Images】
アルトゥール・メロがリバプール入り【写真:Getty Images】

「リバプールはサッカー界で素晴らしい歴史を築いている」と期待

 イングランド1部リバプールは夏の移籍市場最終日となる現地時間9月1日、イタリア1部ユベントスからブラジル代表MFアルトゥール・メロをレンタル移籍で獲得した。

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 ユベントスでは、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の下、戦力外状態となっていたアルトゥールだが、他クラブとの交渉はまとまらず、今夏の移籍市場最終日を迎えていた。そうしたなかで、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン、スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ、イングランド代表MFアレックス・オクスレイド=チェンバレン、ギニア代表MFナビ・ケイタと中盤に負傷者が続出しているリバプールからのオファーが届き、今夏4人目の新加入選手となった。

 ユベントスの発表によれば、この移籍には来夏に3200万ポンド(約52億円)での完全移籍のオプションが付いており、今季のレンタル移籍には350万ポンド(約5億7000万円)が支払われているという。

 アルトゥールはリバプール公式サイトで「リバプールは、サッカー界で素晴らしい歴史を築いている。これまでリバプールと対戦してきて、あのファンが背後にいるスタジアムで戦うことがどんな気分かも知っている。これまで僕は対戦相手にいたけれど、ようやく正しい側に来ることができたから、とても興奮しているよ。素晴らしい監督が率いる偉大なクラブであり、素晴らしい選手たちがいる。繰り返すけど、ここにいるのは、夢のようだよ」と、ホームの選手として、アンフィールドでのプレーを待ち焦がれている心境を明かしている。

 リバプールでは、背番号29番を着けることが発表されたアルトゥール。中盤の駒が不足しているチーム状況により、今週末のエバートンとのダービーマッチで早くもメンバー入りする可能性も報じられている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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