「漫画みたい」 川崎FW、一発退場&PK誘発のワールドクラス級“美技”にファン脱帽「プロで久々に見た」

川崎FW遠野大弥【写真:徳原隆元】
川崎FW遠野大弥【写真:徳原隆元】

川崎FW遠野大弥のプレーに広がる驚き、福岡DFドウグラス・グローリを翻弄

 川崎フロンターレは8月20日のJ1リーグ第26節アビスパ福岡戦で4-1と完勝したなか、4点目につながる華麗な突破を披露したFW遠野大弥のプレーが話題を呼んでいる。相手を退場に追い込んだ美技に「漫画みたい」「プロレベルで久々に見た」と驚きが広がった。

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 試合は前半7分、DF山根視来のアシストからFWマルシーニョが合わせて川崎が先制。同22分に福岡FW山岸祐也に同点ゴールを奪われるも、同45分にマルシーニョが再びゴールを奪って突き放すと、後半19分にはFW家長昭博のアシストからマルシーニョが合わせてハットトリックを達成した。

 3-1とリードを広げた川崎は攻撃の手を一切緩めない。後半23分に後方からのパスに相手エリア内で反応した遠野は、DFドウグラス・グローリの寄せを察知すると背後に相手を背負ったままダイレクトで浮き球トラップを披露。トラップと同時にターンという高難度の美技を披露し、翻弄されたグローリは突破を阻止しようと背後から手を出して遠野を倒す。これがファウルとなりグローリは一発退場となった一方、PKを獲得した川崎は家長が沈めて4-1と勝利を手にした。

 相手の一発退場とPKを誘発した遠野のプレーにファンが注目。「遠野のリフト系のターン凄い上手い…!海外サッカーみたいだ」「今の反転は天才過ぎる」「うまっ!」「ワールドクラス」「グローリの退場誘ったシーンの抜き方、漫画みたいだな プロレベルでああいうの久々に見た気がする」と称賛の声が相次いだ。

 現在23歳の遠野はHonda FCを経て2020年に川崎へ完全移籍し、そのまま福岡へ期限付き移籍。21年から川崎に復帰したなか、古巣戦で輝きを放った。

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