リバプール監督がバルサの“恵まれた環境”に皮肉 「約50%の試合を“Bチーム”と戦っている」

プレミアリーグの競争力の高さを強調したクロップ監督

 バルセロナとレアル・マドリードという二大巨頭が覇権争いを引っ張るリーガ・エスパニョーラだが、若き名将の代表格であるリバプールのユルゲン・クロップ監督が「バルセロナは約50%の試合を“Bチーム”と戦っている。リカバリーのようなものだ」と英紙「デイリー・メール」のインタビューでチクリと皮肉っている。

 インタビューでは一昨季限りでドルトムントの監督を退任した数カ月後、リバプールの指揮官に就任したいきさつなどを語っている。

「クラブはベンチに一貫性を求めていて、それに“ドンピシャ”だったのは僕だったようだね。僕は世界でベストの監督じゃないけど、かなりいい監督だとは思う。(リバプールの監督就任は)難しくない決断だった。彼らは僕の休暇を“壊せる”唯一のチームだったね。たくさんのオファーをもらったけどリバプールから来た時、すべて断ったよ」

 本拠地アンフィールドに充満する情熱が就任の決め手となり、今季もプレミアリーグの舞台で戦うクロップ監督だが、ポゼッションを主体に戦うバルセロナにあえて噛みついた。

 

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