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セビージャ敏腕SDは清武獲得の成功を確信 「キヨの“フットボール言語”は疑いようがない」
有望株や不遇をかこつ選手を安値で買い、高値で売却するのがセビージャのサイクル
日本代表MF清武弘嗣は新天地セビージャでレギュラーを掴みつつあり、日本人選手にとって“鬼門”と呼ばれるリーガ・エスパニョーラで奮闘している。クラブの敏腕SDとして知られるモンチ氏が公式サイトでインタビューに応じ、清武について「キヨタケは言語の壁という問題を、プレーによって小さくしている」と高く評価している。
モンチSDは資金力が限られるクラブの中で、まだ名を知られていない有望株や不遇をかこつ有名選手を獲得。その一方でブラジル代表DFダニエウ・アウベス(セビージャ→バルセロナ→ユベントス)、クロアチア代表MFイバン・ラキティッチ(セビージャ→バルセロナ)らを安値で買い、高値で売却するサイクルを成り立たせている。
その動きは今夏、より一層激しかった。チームをUEFAヨーロッパリーグ3連覇に導いたウナイ・エメリ監督がパリ・サンジェルマンへ去り、ホルヘ・サンパオリ新監督が就任。また、アルゼンチン代表MFエクトル・バネガをインテルに売却し、2列目の主力を失った。
「多くの重要な決定を下すため、大変なハードワークをした。とても難しい夏だったよ。でも最終的な結果は、私たちが望んだものと非常に近いものだった」
モンチSDの言葉通り、クラブは手際良く清武とスペイン人MFパブロ・サラビアの加入を発表。その後も元ブラジル代表MFガンソ、そして移籍期限ギリギリで元フランス代表MFサミール・ナスリを期限付き移籍で獲得し、きっちりと頭数を揃えた。
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