「闘莉王TV」で開幕戦で出番なしに終わった三笘に注目

　イングランド1部ブライトンの日本代表FW三笘薫は、8月7日のプレミアリーグ開幕戦・マンチェスター・ユナイテッド戦でベンチ入りを果たしたが、出番はなし。チームは名門相手に2-1勝利を飾ったが、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は鬼才ドリブラーのポジション争いの現在地を分析。ベルギー代表のアタッカーから定位置を奪うための条件を挙げている。

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　闘莉王氏のYouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新話は開幕戦で出番なしに終わった三笘。この試合をチェックしたという闘莉王氏は「出番がない。システム的な部分もあるかもしれないが、ポジション争いをしている選手がすごくいい。三笘選手より守備もできるいい選手」と語った。

　左のウイングバックで躍動したのはベルギー代表MFレアンドロ・トロサール。昨季プレミアリーグで8ゴールを記録している実力者で、守備の部分で差が出ているという。

「3バックでサイドに張る選手は、守備を頑張らないといけない。いつもより下がり目で起用されるとなると、守備力で三笘選手はサイドで使いづらい。トップで使うにしても外に張ると、ウイングバックのポジションと被ってしまう。内側にウイングのスペースを作ることが求められるポジションだが、そこまで三笘選手も慣れていない」

　守備での貢献、そして、3バックシステムへの適応がトロサールとの定位置争いの鍵になると闘莉王氏。「でも、ここでポジション争いに勝つことができれば、間違いなく日本のエースになる。そう断言してもいい」と期待を寄せる最新回になっている。