ジダンよ、見たか! ハメスがW杯南米予選で大活躍し、元コロンビア代表の「黒ヒョウ」も評価

“コロンビアの英雄”アスプリージャが、ハメスのゴールにいち早く反応

 レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが、9月1日のワールドカップ(W杯)南米予選・ベネズエラ戦で1ゴール・1アシストと活躍し、2−0で勝利した一戦の主役となった。

 コロンビア北部ブランキージャで行われた一戦でハメスが主役となった。前半アディショナルタイムに、アーセナルGKオスピナからのロングボールをサンプドリアFWムリエルがヘディングで経由。ACミランFWバッカが突進し、DFを引き付けながら右サイドのハメスにパスを出すと、背番号10は右足を一閃。シュートはゴール右隅に突き刺さった。

 貴重な先制点に満面の笑みのハメスはコーナーフラッグに頭をつけて、踊り出すなど狂喜を爆発させていた。

 このゴールにいち早く反応したのは、現役時代にパルマなどで活躍し、「黒ヒョウ」の異名を取った元コロンビア代表FWファウスティーノ・アスプリージャ氏。ツイッターで「ジダンに捧げるハメス・ロドリゲスのゴーーーーーーール」とメッセージを発信している。

 レアルで栄光の背番号10を託される才能豊かなハメスだが、所属クラブでは昨季からスタメンの座を失っている。ラファエル・ベニテス前監督の信頼を失い、現体制下でもパトカーとの時速200キロのカーチェイス事件やパーティ三昧による体重オーバーなどの問題から、ジダン監督に移籍を勧められていたとスペインメディアが報じている。昨季のUEFAチャンピオンズリーグ決勝のアトレチコ・マドリード戦でもベンチを温め続け、結局、出番は訪れなかった。

 

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