ニース移籍の“悪童”は引く手あまただった? 代理人が複数クラブからのオファーを明かす

バロテッリ復活を信じてやまない剛腕代理人ライオラ氏

 移籍市場最終日となった8月31日に、プレミアリーグのリバプールからフランスリーグのニースへの移籍が発表された元イタリア代表FWマリオ・バロテッリについて、代理人のミノ・ライオラ氏がイタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」の取材に応じている。リバプールで戦力外通告を受け、引き取り手のいない状態にあると報じられてきた“悪童”だが、多くの有力選手を顧客に抱える剛腕代理人は「引く手あまたの存在だった」と主張している。

「まずはドイツから1つ、イングランドからも2つか3つの強い興味があった。スペインからも1つだ。そして、君たちが報道したイタリアのチーム(サッスオーロ、キエーボ、パレルモ)だ。ニースに行くことを決めたのは彼で、サインをしたのも彼だ。我々は、ニースでバカンスを過ごしたいがためにチームを選んだわけではない」

 現実性には言及しなかったが、バロテッリには母国イタリアだけでなく欧州のトップリーグから多くのオファーが舞い込んでいたと語っている。そして、ニースへの入団を決めたのは彼の意思であり、モナコ在住のライオラ氏にとってバカンスの都合が良かったわけではないと、加熱した移籍報道を展開したメディアを前にジョークを飛ばした。

「もう移籍市場は終わっただろう? 君たちもバカンスを取ってはどうかね」

 

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