欧州5大リーグ「移籍組」注目プレーヤー ジェズス、レバンドフスキら10人厳選…ハーランド超えの“最高額”タレントも

チュアメニ、マネ、ハーランド、レバンドフスキ、ジェズス【写真:ロイター & Getty Images】
チュアメニ、マネ、ハーランド、レバンドフスキ、ジェズス【写真:ロイター & Getty Images】

新天地へ移籍した注目10人をピックアップ、活躍期待度を独自査定

 欧州主要リーグの新シーズンが開幕する。プレミアリーグ、ブンデスリーガ、リーグ・アンが8月1週目、セリエA、ラ・リーガが同2週目からスタートするのを受けて、今夏に新天地へ移籍した選手の中から、注目プレーヤー10人をピックアップ。新シーズンでの活躍期待度を、5段階評価(最高が5つ星=★★★★★)で独自に査定しながら、紹介する。※移籍金は「Transfermarkt」参照

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■ロベルト・レバンドフスキ(FW/バイエルン・ミュンヘン→バルセロナ)
活躍期待度:★★★★(4つ星)
移籍金:4500万ユーロ(約61億円)

 ブンデスリーガで得点王に輝くこと計7度。世界最高の点取り屋がバルセロナに上陸した。実績は文句のつけどころがなく、不安要素があるとすれば33歳で初挑戦となるラ・リーガへの適応だろう。

■オーレリアン・チュアメニ(MF/モナコ→レアル・マドリード)
活躍期待度:★★★★(4つ星)
移籍金:8000万ユーロ(約109億円)

 加入1年目で欧州制覇に貢献したMFエドゥアルド・カマヴィンガに続くフランス期待の逸材が今年もマドリードへやってきた。移籍金8000万ユーロは現時点でマーケット最高額で、6年の長期契約も期待の大きさを物語っている。身長187センチと大柄で、フィジカルを生かしたプレーでテストマッチから存在感を発揮している。主力の高齢化が進む中盤での台頭が期待される。

■ラフィーニャ(FW/リーズ・ユナイテッド→バルセロナ)
活躍期待度:★★★(3つ星)
移籍金:5800万ユーロ(約79億円)

 財政難が伝えられていたバルセロナだったが、蓋を開けてみれば積極的な補強を展開。ビッグクラブによる争奪戦が噂されていたこのラフィーニャも手中に収めた。プレシーズンマッチで実現したレアル・マドリードとのエル・クラシコでは得意の左足から名刺代わりのゴラッソを叩き込んで勝利に貢献している。フランス代表FWウスマン・デンベレ、レバンドフスキらとの共存が楽しみだ。

■ラヒーム・スターリング(FW/マンチェスター・シティ→チェルシー)
活躍期待度:★★(2つ星)
移籍金:5600万ユーロ(約76億円)

 マンチェスター・シティで燻り気味だった男が决意の国内移籍。ウディネーゼとのテストマッチではエリア内での鋭い動き出しと巧みなフェイントを駆使して移籍後初ゴールを決めたが、突破力にはやや陰りも見られる。幼少期を過ごしたロンドンへの移籍で心機一転。再び主役を張ることができるだろうか。

■ガブリエウ・ジェズス(FW/マンチェスター・シティ→アーセナル)
活躍期待度:★★★★★(5つ星)
移籍金:5220万ユーロ(約71億円)

 新たに9番を背負う新エース候補。このプレシーズンではセビージャ戦のハットトリックを含む5試合で7得点と大暴れ中。アーセナルにはFWブカヨ・サカ、MFマルティン・ウーデゴールなど優秀なチャンスメーカーが揃うだけに得点量産の予感が漂う。チームが昨季は果たせなかったトップ4返り咲きに向けたキーマンとなりそうだ。

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