「誤審」に泣いた当事者の浅野 悔し涙を流した6月の試合から一転、UAE戦後は気丈な振る舞い

重圧のなかで結果を残す重要性を痛感

 8月のリオデジャネイロ五輪で、浅野は3試合・2ゴールと結果を残したが、チームはグループリーグ敗退。そして今回のW杯最終予選を受けて、重圧のなかで結果を残す重要性を改めて痛感するとともに、初戦を落とした事実を真正面から受け止めた。

「今日は悔しい結果に終わりましたが、切り替えて次のゲームで勝ち点3を取れるように、明日から良い準備をしたい」

 6月の国際親善試合、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦では、終了間際に消極的な横パスを選択して悔し涙を流したが、この日は気丈に前を向いた。9月6日、敵地のタイ戦で“ジャガー”の異名を取る俊足ストライカーは、停滞感を打破する一撃を叩き込めるか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

 

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