「FWは驚くほど静かだった」 セルティック古橋亨梧、開幕戦“不発”に現地メディア嘆き

アバディーン戦で先発出場したFW古橋享梧【写真:Getty Images】
アバディーン戦で先発出場したFW古橋享梧【写真:Getty Images】

アバディーン戦で先発出場

 スコットランド1部セルティックは7月31日、ホームでのリーグ開幕戦でアバディーンと対戦。日本人選手では、FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央が先発出場したが、得点に絡むことはできず。それでもチームは、2-0の勝利を飾っている。スコットランド紙「Scotsman」では、開幕戦で不発だった古橋についての寸評を伝えている。

 古橋は、2シーズン連続優勝を目指すセルティックのセンターフォワードとして先発出場を果たした。前半2分にMFマット・オライリーの右コーナーキックをスコットランド人DFスティーブン・ウェルシュがヘディングで合わせて先制したセルティックは、前半25分にもチャンスを作り、左サイドからのクロスに古橋が飛び込み、スライディングシュートを放ったが、ボールを枠内に飛ばせなかった。

 試合はそのまま進み、古橋は後半20分にベンチに退き、前田と旗手も、その1分後にピッチを退いている。その後、チームは後半29分にポルトガル人FWジョタが追加点を挙げ、2-0で勝利した。

 古橋のパフォーマンスについて、「Scotsman」は、「FWの古橋亨梧は驚くほど静かだった」と今シーズンの目標を20ゴールに設定しているストライカーについて、寸評している。また、古橋は自身のツイッターで、「ファンのいるパラダイスで、最高のシーズンスタートを切れた! +3」と、ゴールには絡めなかったものの、チームが勝ち点3を獲得できたことを喜んだ。

 そして、セルティック専門メディア「Celts Are Here」は、開幕戦の古橋の出来について「ゴール前では、より良い試合がキョウゴにはあったものの、動き出しやエネルギーは試合を通して常に見られた」とポジティブな評価を伝え、SNSの投稿を受けて「8月の終わりに向けて試合は多くなり、リーグカップ、リーグ戦、UEFAチャンピオンズリーグと3日ごとに戦うことになる。キョウゴは、この日、得点者の欄に名前を載せられなかったが、ゴールを決めて、記録を伸ばし始めるまでに時間はかからないだろう」と期待を込めている。

 8月6日には、第2節のロス・カウンティ戦を戦うセルティック。この日はノーゴールに終わった古橋だが、この試合で今季初ゴールが生まれることになるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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