イングランドの伝説的FWがルーニーに「代表引退」を勧告 その真意は…

シアラー氏が現代表エースのキャリアについて持論を展開

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーに対し、同国代表の伝説的ストライカーが代表引退を勧告。ユナイテッドでのキャリアに集中するように説いている。英地元紙「ザ・サン」が報じている。

 現役時代にニューカッスルなどで活躍し、イングランド代表通算63試合30得点の成績を残しているアラン・シアラー氏は、27日のハル・シティ戦の後半ロスタイムに、タッチライン際でDFを華麗にかわし、18歳の新鋭マーカス・ラッシュフォードの決勝弾を完璧にアシストしたルーニーの創造性を称賛している。

「あれをできる選手はピッチ上で他にいない。ルーニーのスパイクにはいまだに魔法が存在する。かつてほど速く動けないとしても、だ。だが、これがマンチェスター・ユナイテッドのスカッドの層の厚さでもあり、パワーでもある。彼が先発の座に留まろうとするのなら、最高レベルでの活躍が求められる。ルーニーは自己中心的になり、自分自身について考え始めるべきだ」

 2000年の欧州選手権(EURO)後、サポーターから惜しまれながら29歳でイングランド代表から引退したシアラー氏はこう語っている。そして10月に31歳になるルーニーはクラブでのキャリアに集中すべき、と持論を展開する。

 

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