日本代表、「森保監督に最大の好印象」&「弱点として標的」の選手は? 英記者が香港戦の先発11人を採点
【識者の目】守備陣の最高点は山根視来「ゴールに絡み、攻撃面でのクオリティーを示す」
日本代表は7月19日、E-1選手権初戦の香港戦に臨み、6-0と圧勝した。かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ(W杯)を6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏は、香港戦で先発した日本代表の11人を採点。「森保監督に最大の好印象を残した」と2得点のストライカーを高く評価している。
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日本代表・香港戦の先発メンバー採点(10点満点)
【GK】
■鈴木彩艶(浦和レッズ) 5点
デビュー戦としては想像しうる最も穏やかな夜に。危険な場面はほとんどなかったが、セットプレーやクロスの対応で露見した集中力はいただけない。
【DF】
■山根視来(川崎フロンターレ) 7点
このメンバーでは谷口とともに唯一の常連組。守備面と攻撃の打開で存在感を示した。ゴールに絡み、攻撃面でのクオリティーを示す。
■谷口彰悟(川崎フロンターレ) 6点
香港攻撃陣の無力さから日本の中盤が完全に支配していた影響で、ほとんど仕事なし。それでも、山根との連係は万全。畠中との相互理解もスムーズで知性を見せた。
■畠中槙之輔(横浜F・マリノス) 6点
谷口同様、相手攻撃陣の脆弱性で脅威はゼロ。だが、重大なミスもなし。
■杉岡大暉(湘南ベルマーレ) 5点
香港サイドからも日本守備陣の弱点として標的にされた。前半あわやの場面もあったが、最終的には落ち着き見せた。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。