「絶対にうまくいく!」 開幕戦トップ下で不発もドルトムント香川が連携改善に絶大な自信

シュールレ、デンベレ、ローデら新戦力揃い踏み

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は27日のマインツ戦に先発フル出場し、チームも2-1で勝利を収めた。主力の大量流出と大型補強により、生まれ変わったドルトムントでも先発の座を手にしている香川は「絶対にうまくいくと信じている」と自信を深めていた。ブンデスリーガ公式サイトが伝えている。

 香川はこの日もトップ下のポジションを与えられた。14日に行われたバイエルン・ミュンヘンとのドイツ・スーパーカップ(0-2)、2得点を決めた22日のDFBポカール1回戦のアイントラハト・トリアー戦(3-0)に続く公式戦3戦連続でのスタメン出場となった。

 本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクにマインツを迎えた一戦は、前半17分にFWオーバメヤンの得点でリードを奪いながら、マインツの運動量豊富な守備とカウンターに手を焼いた。香川も「苦しみましたけど、とりあえず勝てたことが一番の収穫です」と振り返っている。

 トップ下でボールを引き出そうと奮闘した香川だったが、相手DFのプレッシャーも厳しく、効果的な動きを見せることはできなかった。ブンデスリーガ公式サイトのデータによれば、走行距離ではチームトップの10.88kmを記録しながら、ボールタッチの回数では先発メンバー11人の中でも、FWオーバメヤン(26回)、GKビュルキ(41回)の次に少ない43回。前線でボールを受けることができず、独メディアからも「危険な存在になれなかった」と指摘された。

 

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