“経営難”バルサに加入のレバンドフスキ、年俸はバイエルン時代よりダウンの12.6億円 「生まれながらの得点者」
本人希望通りの移籍で合意に達した
スペイン1部バルセロナは7月16日、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの移籍について、ドイツ1部バイエルンと合意に達したと公式ホームページで発表した。今後、メディカルチェック後に正式契約を結ぶという。
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ドルトムントで元日本代表MF香川真司らとプレーし、名をあげたレバンドフスキは、2014年夏に移籍金ゼロでバイエルンへ移籍。その後、バイエルンでは通算375試合に出場して驚異の344得点72アシストを記録し、在籍した8シーズンすべてでブンデスリーガ優勝を達成するなど、クラブに数々のタイトルをもたらしてきた。
しかし、2022-23シーズンの開幕を前に、「バイエルンでの時間は終わった」と発言するなど、移籍する希望を強く打ち出していた。バイエルンは当初、2023年6月30日まで残る契約をまっとうさせる考えであり、移籍金は5000万ユーロ(約70億円)と設定していた。しかし、選手が移籍を強く希望したことから、最終的には折れる形になったという。
スペイン紙「マルカ」は、「バルセロナはバイエルンに4500万ユーロ(約63億円)を支払い、さらに500万ユーロ(約7億円)のオプションが付随している」と、経営面で難しい状況にあるバルサが最終的に70億円を支払う可能性があることを報じている。バルサとレバンドフスキの契約は、3年にオプションが1年ついているもので、年俸はバイエルン時代を下回る900万ユーロ(約12億6000万円)になるという。
クラブは公式ホームページで、レバンドフスキを「生まれながらの得点者」と紹介し、高い期待を寄せている。2018-19シーズンを最後にリーグ優勝からも遠ざかっているバルサだが、世界屈指のストライカーを獲得した新シーズンは、どのような結果を残すことになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)