「速くて機動力がある」「完璧な補強」シュツットGMがアーセナルから期限付き移籍のFW浅野を絶賛

シュインデルマイザーGMが高評価

 アーセナルの日本代表FW浅野拓磨は独2部のシュツットガルトに1年間の期限付き移籍が決まった。クラブのヤン・シュインデルマイザーSDは背番号11というエース番号を託した浅野を「完璧な補強」と絶賛している。クラブ公式ツイッターが伝えた。

 浅野は今夏にサンフレッチェ広島から強豪アーセナルの加入が決定していた。しかし、代表歴の浅い浅野には英国内務省が労働許可証を発給せず、英国外への移籍が余儀なくされていた。フランスやベルギーのクラブも候補とレポートされていた中で、新天地はドイツ2部に決まった。

 リオデジャネイロ五輪で2得点を挙げたストライカーの加入を新天地のシュインデルマイザーSDも歓迎している。同じく今季加入のMF細貝萌と共にチームの中心選手の一人と認められているようだ。

「浅野は我々の前線に完璧な補強で、ゴールへの危険性にあふれている。速くて、とても機動力がある。細貝萌と共に我々の勝利に貢献してくれるだろう」

 シュツットガルトは2006-07シーズンにはブンデスリーガ優勝を果たした強豪クラブだが、近年は低迷が続き、昨季は17位で42年ぶりの2部降格となった。ヨス・ルフカイ新監督の下、1年での1部復帰を果たすために、移籍市場での終盤で加入した浅野に大きな期待が寄せられている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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