神戸守護神が決勝ゴール演出 圧巻の“神パス”に相次ぐ賛辞 「レベチ」「飯倉祭り」

神戸GK飯倉大樹【写真:Getty Images】
神戸GK飯倉大樹【写真:Getty Images】

天皇杯ラウンド16で神戸が終盤に勝ち越し2-1で柏を下す

 J1ヴィッセル神戸は7月13日、天皇杯ラウンド16で柏レイソルと対戦し、2-1で勝利した。キャプテンマークを巻きフル出場したGK飯倉大樹は、ビックセーブを連発。試合終盤に勝ち越しゴールをアシストするなど大活躍し、ファンからも多くの賛辞が寄せられている。

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 神戸はJ1リーグ第19節サガン鳥栖戦(2-0)、第20節清水エスパルス戦(2-1)、第21節ジュビロ磐田戦(1-0)とリーグ戦で3連勝して迎えた天皇杯。鳥栖戦以降、スタメン復帰した飯倉がこの日も先発を飾った。

 神戸は直近の磐田戦から10人メンバー変更。対して柏は直近のリーグ戦と同様のスタメンで挑んだ。両チームとも点が奪えないなか、試合が動いたのは前半40分、神戸が左サイドのコーナーキック(CK)を獲得すると、キッカーのFWボージャン・クルキッチのボールをDF槙野智章が触り、最後はMF佐々木大樹に当たってゴールネットを揺らし先制する。

 後半に入ると柏も攻勢を強めチャンスを作るが、同10分のビックチャンスではMFマテウス・サヴィオのシュートを飯倉が至近距離でセーブ。それでも、同16分に柏がMF椎橋慧也の強烈ミドルで同点に追いつく。

 同30分には、柏FW細谷真大が前線で1対1の決定機を作るもこれも飯倉が左手一本で弾き、神戸はピンチをしのいだ。そして迎えた同41分、好セーブ連発の飯倉が、今度はパスで見せる。

 自陣でのパス回しから高い位置でボールを受けると、前線に一気にロングパス。上手く反応し抜け出したMF初瀬亮がダイレクトでゴール左に決めて神戸がついに勝ち越す。そのまま試合は終了し、神戸が天皇杯の次戦の切符を手にした。

 終始攻守において好プレーを見せ、勝ち越しゴールをアシストした飯倉に、ファンから賛辞が相次いだ。

「守備と攻撃の柱」
「代表呼んで」
「覚醒しとる」
「絶好調」
「飯倉祭り」
「上手すぎる」
「神すぎる」

 特に終盤のロングパスでのアシストには、「何度見返してもエグい」「完璧なロングフィード」「パスがレベチ」「キーパーから出るボールじゃないですよね!?」「見ててホント気持ちいい」と思わず舌を巻いていた。

 神戸はこの勝利で吉田監督の就任後、先発起用に答えた飯倉の活躍もあり4連勝。勢いそのままに3年ぶり天皇杯制覇へ一歩近づいている。

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