監督も会長もスペイン紙も称賛! セビージャ清武の現地評価が急上昇中

リーガ開幕戦で1得点1アシスト 引き抜いたモンチSDの手腕も讃えられる

 セビージャの日本代表MF清武弘嗣は、リーガ・エスパニョーラ初陣でいきなり1ゴール1アシストを決める活躍を見せた。衝撃のデビューを果たした清武と、その活躍を予見したクラブ側の英断を現地紙は高く評価している。

 清武はエスパニョールとの開幕戦で、前半21分に左CKのキッカーを務めるとFWビエットのヘディングシュートをアシスト。さらに5-3で迎えた後半29分には、MFバスケスが中央でボールをキープすると、右サイドのスペースに向かってスプリント。ボールを受けると右足で落ち着いてシュートを決めて、デビュー戦で初ゴールをゲットした。その後、横パスを奪われて失点に絡むミスを犯してしまったものの、6-4の打ち合いを制する原動力となった。

 スペイン紙「スポルト」は、清武の移籍について「もし、それがセビージャの強化技術部門に在籍し、世界中の移籍市場に最も知識のある男モンチSDが関わっていなかったとしたら、ハノーバーからの選手加入は全ての人が驚いただろう」と、敏腕で知られるセビージャのモンチSDの手腕を讃えている。

 またセビージャのペペ・カストロ会長は、今回の清武加入について「キヨタケの加入は、モンチに対していつも脱帽するもののうちの一つだね」と両者を高く評価したコメントを残しており、世界的なネームバリューはまだないものの、清武はすでに“実力者”として認められているようだ。

 

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