バイエルン、レバンドフスキ放出の最低ラインは85億円 「シーズン30~40得点を決める選手を売るのは愚か」
バイエルンはバルセロナが提示した57億円で売却意思なし
ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンは、スペイン1部FCバルセロナが獲得を狙うポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキに6000万ユーロ(約85億円)の値札をつけていると衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。バルサからのオファーは4000万ユーロ(約57億円)と伝えられている。
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レバンドフスキは2014年にドイツ1部ドルトムントからバイエルンへ移籍。8年間の在籍で公式戦344得点をマークするなど、不動のエースとして活躍してきた。ブンデスリーガでは優勝8回を経験し、得点王も5回獲得。また、2019-20シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を経験し、同大会の得点王にも輝いた。
バイエルンとの契約が残り1年となった今夏、レバンドフスキはキャリア最後の大きなチャレンジとしてビッグクラブへの移籍を希望。移籍先としてスペインのバルセロナが浮上している。しかし、バイエルン側はレバンドフスキの放出に消極的で、交渉に応じる姿勢を見せていない。オリバー・カーンCEOは「シーズンに30~40得点を決める選手を売るのは愚かだ」とコメントしている。
先週、バルサはレバンドフスキの獲得に向けて移籍金4000万ユーロのオファーを提示した。しかし、バイエルンはその金額で売却する意思はなく、要求額は最低でも6000万ユーロだという。
バルセロナの打診とバイエルンの要求の間には大きな開きがある状況だが、33歳のストライカーをめぐる駆け引きはどのような結末を迎えるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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