南野拓実、フランス移籍正式決定へ 仏1部モナコ指揮官「我々の最優先事項」と明言
フィリップ・クレメント監督、移籍加入を認める 「私たちはとても嬉しい」
イングランド1部リバプールに所属している日本代表FW南野拓実のフランス1部ASモナコ行きが合意に達したと報じられていたなか、移籍のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ記者は、この移籍が決定したとフィリップ・クレメント監督のコメントともに報じている。
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南野は2020年1月にオーストリア1部ザルツブルクから、リバプールに移籍。放出条項の725万ポンド(約12億円)をリバプールが支払い、完全移籍で加入していた。しかし、リバプールでは主力として扱われず、2021-22シーズンもFA杯とリーグカップでチーム得点王となり、2冠に獲得したものの、決勝では出場機会を与えられないなど、ユルゲン・クロップ監督には冷遇されていた。
すでにリーグ・アンのモナコと個人の条件面で合意に達しているという報道もあったなか、クラブ間でも移籍に合意したようだ。ロマーノ氏はツイッターで「南野拓実の交渉は完了した。フィリップ・クレメント監督は、『私たちはとても嬉しい。彼は我々の最優先事項だった』と彼がリバプールからASモナコに加入することを認めている」とツイート。移籍金は1500万ユーロ(21億円)に300万ユーロ(4億円)のボーナスが設定されているため、最大で25億円になるという。
リバプールで出場機会を十分に得られたとは言えない南野だったが、リバプールが獲得に投じた金額の倍近い移籍金をクラブに残し、新天地に向かうことになるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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