南野拓実のスタンスを「好ましく思う」 出番求めて移籍「フェアプレーだ」と英称賛
プレーへの意欲を示し、活躍の場を求めた姿をウェストハムOBが称える
イングランド・プレミアリーグの強豪リバプールに所属の日本代表MF南野拓実は、フランス1部モナコへの移籍が秒読みと言われるなど今夏の退団が確実視されている。英メディア「Team Talk」では、「彼はプレーしたがっているのだからフェアプレーだ」と、試合出場への思いが強い南野を称賛している。
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南野は2020年1月にオーストリア1部ザルツブルクから、放出条項にあった725万ポンド(約12億円)をリバプールが支払っての獲得になった。そして、その間に半年間はプレミアリーグのサウサンプトンに期限付き移籍した期間もあったが、トータル2年半のタイミングとなった今夏での移籍が濃厚とされる。
現役時代にウェストハムでプレーしたフランク・マカベニー氏は南野について「どんなに良い監督でも、どんなに良い選手でも、うまくいかないことはある。どんな理由であれ、彼にとってはうまくいかなかったんだ」としたうえで、サウサンプトンに期限付き移籍したことも踏まえて「フェアプレーだ」と語っている。
「南野は、給料だけもらって試合に出られないということもあり得た。彼はプレーしたがっているのだからフェアプレーだ。サッカーをしたくて期限付き移籍をした。それが正しいやり方だと思う。大金をもらえるからというだけで、やりたくもないのにスタンドに座り込んでいる選手が多すぎる。でも、彼はプレーしたがっているし、私はそれを好ましく思う」
27歳とキャリアの中でも良い時期にある南野は、来季はピッチで躍動する姿を数多くするシーズンにできるのか。去就がどう決着するか注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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