インテルのラウタロ、ディバラ、ルカクの“夢の3トップ”構想に希代の戦術家が否定的見解

サッキ氏は「私が間違っている可能性もある」と融合にも期待

「現代サッカーでは、攻守ともに常にアクティブな11人が必要。常に動き、戦術に参加し、協力しなければならない。相手にボールを持たれた時に素早く奪い返すためには、この方法しかない。3人を前残りさせれば、守備のフェーズでは11人ではなく8人になってしまう。これをどうするのか。チームは同期した動きによって生きている。犠牲的な精神が基本であり、それを支えるフィジカルが基本だ。ルカク、ラウタロ、ディバラがこのような資質を持っていると、私は思っていない」

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 サッキ氏はこのように話し、インテルのサポーターを中心に盛り上がっている“夢の3トップ”に否定的な見解を示した。一方で、希代の戦術家は「もしかしたら私が間違っている可能性もある。彼ら3人が一緒にプレーして結果を出すことができれば、ブラボー! 彼らのためにも、私が新しいことを学ぶためにもなる」ともコメントしている。

 かつてはインテルもセリエAの中では大量補強でスター選手をかき集めるような方針の時期もあった。ルカクという高さ、強さのあるストライカーの両脇に、テクニックとスピードを兼ね備えたディバラとラウタロを配置する構想は実現するのか。そして、その時にはサッキ氏の懸念が現実となるのか注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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