バルサ、レバンドフスキ獲得へ移籍金56億円に増額で再交渉へ 会長と代理人の「良好な関係」に現地注目

去就が注目されているFWレバンドフスキ【写真:ロイター】
去就が注目されているFWレバンドフスキ【写真:ロイター】

移籍金45億円+ボーナス7億円のオファーは拒否され、本腰を入れて交渉へ

 スペイン1部FCバルセロナは今オフにドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの獲得を狙っているが、スペイン紙「スポルト」はピッチ外でレバンドフスキを取り巻く「良好な人脈」があると報じている。

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 レバンドフスキはドイツの名門バイエルンで大エースとして活躍しているが、シーズン終了後に移籍願望を口にして大きな話題になった。その当時からバルセロナは移籍先の筆頭候補として名前が挙がってきたなか、レバンドフスキ獲得に興味を示したイングランド1部チェルシーやフランス1部パリ・サンジェルマンに対してもレバンドフスキは「バルセロナを優先したい」という思いを伝え、現実的にはバルセロナ行きが成立するかどうかに状況は絞られているとした。

 すでにバルセロナはバイエルンに対し、移籍金3200万ユーロ(約45億円)にボーナス500万ユーロ(約7億円)のオファーを出しているが断られているという。今後は、基本の移籍金を4000万ユーロ(約56億円)に増額したうえで第2の交渉がもたれる予定という。

 一方で、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長とレバンドフスキの代理人であるピニ・ザハヴィは非常に良好な関係であり、すでにバルセロナとレバンドフスキの間には合意があるという。残すは、バルセロナがバイエルンを納得させられるかどうかのようだ。

 バルセロナはこのまま圧力を掛け続け、バイエルンが不本意ながらも交渉に応じざるを得ない局面に追い込んでいく戦略だとしている。バイエルンには選手との酷い対立を覚悟で2023年6月の契約満了までキープし続ける選択肢もあるが、「スポルト」紙では「今後、数週間でレバンドフスキをバルセロナに加入させる努力が実を結ぶだろう」と状況を楽観視した。

 かつて黄金時代の中盤を支えた元スペイン代表シャビ監督の下で復活を期すバルセロナの目玉補強とも言える、世界最高峰のセンターフォワード獲得は成功するのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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