元マンCの“悪童”がペップ采配を痛烈批判 守護神ハートの冷遇は「不愉快だ」
5シーズン在籍したバートンが嘆く古巣の現状 「オレが去った時とは全く別の組織」
悪童として知られるレンジャーズの元イングランド代表MFジョーイ・バートンが、古巣マンチェスター・シティを激しく非難している。ジョゼップ・グアルディオラ監督が功労者のイングランド代表GKジョー・ハートをベンチ要員とし、果ては放出要員となっている状況を目にしたバートンは、「オレが去った時とは全く異なるクラブ」、「不愉快だ」とシティに辛辣な言葉を浴びせている。英ラジオ局「トークスポーツ」が報じた。
今夏、シティはマヌエル・ペジェグリーニ前監督の後任として、ペップの愛称で知られるグアルディオラ監督を招聘。チームには早速スペイン人指揮官のカラーが取り入れられ、改革が進められている。
その改革の一つとして、不動の守護神だったハートがスタメンを外れたことが上げられる。GKにも足下の高い技術を求めるペップは、二番手だったGKウィリー・カバジェロを開幕戦のスタメンに抜擢。さらにはバルセロナのチリ代表GKクラウディオ・ブラーボの獲得が浮上している。そしてハートは、エバートンなどへの移籍が取り沙汰されるようになった。
こうした状況を見かねて、大胆な発言をしているのはかつて2002年にシティでプロデビューを果たしたバートンだ。素行の悪さから悪童として知られる元イングランド代表MFは、自分がプレーしていた頃のシティとは変わり果てたと、古巣を痛烈に批判した。
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