森保J、チュニジア戦出場全17選手「パフォーマンス査定」 ゴールの匂い&期待感あり…“4つ星”評価の2人は?

伊東は果敢にクロスなどチャンスメイク【写真:Getty Images】
伊東は果敢にクロスなどチャンスメイク【写真:Getty Images】

前半の決定機を決め切れず…伊東は奮闘も攻撃に物足りなさが残る

<MF/FW>
■遠藤 航(シュツットガルト)=★★★☆☆

 遠藤らしくピンチを潰し、守備で奮闘。だが、激動のシーズン終了からの4試合連続先発の疲労も溜まっていたか、MF原口元気とMF鎌田大地の攻撃的なインサイドハーフだったこともあり、ビルドアップで狙われた。チュニジアに4-1-4-1の弱点を研究され、ウィークポイントを露呈することとなった。

■原口元気(ウニオン・ベルリン)=★★★☆☆(→ハーフタイムOUT)

 6月シリーズの4試合通して、インサイドハーフとしてオプションとなる価値を示した。前半10分にFW伊東純也との連係からFW浅野拓磨を生かすパスを出したり、同39分にも伊東、浅野とで相手を崩した。戦術的にハーフタイムで交代となったが、伊東とのセット起用が務まることを示したか。

■鎌田大地(フランクフルト)=★★★☆☆(→後半15分OUT)

 前半35分、FW伊東純也の右クロスに勢い良く飛び込み右足でのボレーシュートを狙ったが空振りで仕留めきれなかった。インサイドハーフからゴール前に顔を出してチャンスを演出していたが、「自分が決め切っておけば」と話す通り1点遠かったのがもったいなかった。

■南野拓実(リバプール)=★★★☆☆(→後半26分OUT)

 これまでより中央を意識したプレーで、最終ラインの裏も果敢に狙っていたがアピールにはつながらなかった。前半42分にはオフサイドだったものの、技術が光るトラップから幻のゴール。後半15分以降は約10分間トップ下に入ったが、好機演出とはならなかった。

■伊東純也(ヘンク)=★★★★☆(→後半26分OUT)

 個での打開だけでなく、高精度のクロスでもチャンスを生み出した。前半35分にはピンポイントで中央のMF鎌田大地へクロスを送り、直後の同39分にはMF原口元気との連係で今度はFW浅野拓磨をめがけたパス。後半19分にはコーナーキック(CK)からファーサイドのDF吉田麻也を狙ったボールを上げるなど、ゴールの匂いを感じさせた。

■浅野拓磨(ボーフム)=★★★☆☆(→後半15分OUT)

 ディフェンスの背後への抜け出しやドリブルなど試行錯誤した。相手の最終ラインにプレッシャーをかけ続け、自慢の走力で存在感。ゴール前への飛び込みやオーバーヘッドシュートなど決め切れれば、ストライカーとして序列が上がっただけに得点できなかったのが心残り。

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