U-23韓国代表、韓日戦0-3完敗の「屈辱」に母国メディアが成長要求 「厳しい声を謙虚に受け入れ、賢明な頭脳を持つ努力が必要」

この屈辱をどのように成長につなげるか

 嘆き節の論調が多いなかで、韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スターニュース」は「韓国サッカーが受けた屈辱」と見出しを打ち、この完敗を冷静に受け止める必要があると主張している。

「A代表がブラジルに1-5で敗れたのに続き、韓国サッカー界もう1つの惨事。しかも、今回の黒星で衝撃的なのは、韓国の未来を担う選手たちが対象だったからだ。トレーニング不足、フルメンバー招集失敗、大会中の負傷や新型コロナウイルス感染など影響が多かった。ただ、これはあくまで言い訳に過ぎない。韓国サッカーが負けてはならない日本に、しかも23歳以下ではなく、21歳以下のチームに歴史的屈辱を味わった。

 現時点で、韓国サッカーを冷静に振り返る必要がある。2002年の日韓W杯ベスト4以降、選手たちのレベルアップを含めて発展を続け、現在に至っている。ただし、自己満足していては、結局破滅をもたらすだけだ。今回の惨事をきっかけに、危機意識を持ってさらなる発展を方向づけないといけない。これでA代表がカタールW杯でグループリーグ突破に失敗すれば、韓国サッカーは地獄に陥るかもしれない。期待感と希望だけを膨らませ、ありえない可能性だけを論じる時ではない。厳しい声を謙虚に受け入れ、賢明な頭脳を持つ努力が必要だ」

 今回、悔しい敗戦を味わった選手たちがA代表の舞台に上がり、成長した姿を見せられるかが今後のポイントになりそうだ。

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