【横浜FM×DeNA対談】横浜の街を染めろ! サッカーと野球がタッグを組んだ理由

商業施設、京急百貨店にエンブレムやビジュアルでジャック【写真提供:横浜F・マリノス】
商業施設、京急百貨店にエンブレムやビジュアルでジャック【写真提供:横浜F・マリノス】

百貨店ジャックで6月は横浜の街が野球とサッカーで一色!?

――スペシャルユニフォーム以外にも、グッズが次々と発売されると聞いています。

原「これからどんどんいろいろなグッズを第2弾、第3弾と出す予定なのですが、まずはさきほどご紹介した、今回、選手が実際に着用するユニフォームのレプリカユニフォームがあります。それにプラスして、通常ベイスターズが応援する時にユニフォームに次ぐ、応援の必須アイテムとしてお勧めしているタオルマフラーがあるのですが、今回はF・マリノスさんとご一緒させていただくということで、スペシャルユニフォームのデザインを展開したアイテムと、やってみたかったトリコロールカラーのタオルマフラーも作らせていただきました。両チームのファンの方がそれぞれのスタジアムで掲げる画が作れたら、より一体感を醸成できるのではないかと思っています」

――ちなみに、タオルマフラーには両チームの象徴が描かれているのかなと思うのですが。

原「もともと『I ☆ YOKOHAMA』というのは、我々ベイスターズだけではなく、横浜を愛する皆さまと一緒に、より魅力的な横浜を共につくる、という思いで掲げているスローガンなんです。そこに、今回はF・マリノスさんとご一緒するということで、両チームで話をさせていただき、F・マリノスさんのモチーフであるカモメを3匹デザインさせていただきました」

――ベイスターズを象徴するスローガンと☆(星形)、そしてF・マリノスを象徴するカモメ。両チームのファンにとって、とてもうれしいデザインだと思いますが、グッズだけでなく、6月に入ってからは横浜の街にいろんなプロモーションを仕掛けているそうですね?

永井「まず、ベイスターズさんとは今回、『I ☆ YOKOHAMA SERIES』のキービジュアルを一緒に作らせていただいています。せっかく同じコンセプトのユニフォームを着用するので、選手のみなさん、両チーム5選手ずつを撮影させてもらって、両チーム共通のビジュアルを作っているところです。お互いに、シーズンが走っているなかで撮影までやるのは、これも非常に難易度の高かったですけど、両チームの関係者の方々と選手のみなさんのご協力があってできたことで、すごくカッコイイ仕上がりになっていると思うので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。広告の展開も両社が持ち合わせている媒体だったり、あるいは両社でお金を出し合ったりするという、クラブとしては初めての取り組みも実施しました。単独では、なかなかできないようなところにも、お金を出し合ったがゆえに広告を出せました。掲載はこれからですが、両者の想いがつまった広告の展開も楽しみにしていただきたいです」

――デパートのジャックのプロモーションもあると伺いました。

永井「今回、『単独のクラブではなかなか成し得ないこと』『2つのチームだからできること』をコンセプトに、お互いのスポンサーをしてくださっている商業施設、京急百貨店さんをベイスターズさんとF・マリノスのエンブレムやビジュアルでジャックということを、ご協力をいただきながらやります。おそらく、単独ですとここまではできなかったと思います。両社がタッグを組んだからこそできることなんじゃないかなと思っていますし、京急百貨店さんの協力的な姿勢にも大変助けられました。ベイスターズ、F・マリノスの力を信じていただけているからこそ、ご協力していただいたと思うので、そのご厚意にきちんと恩返しができるように、しっかりと2チームで横浜の街を盛り上げていきたいと思っています」

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