【横浜FM×DeNA対談】横浜の街を染めろ! サッカーと野球がタッグを組んだ理由

横浜市の小学生ともつながりをつくった【写真:©1992 Y.MARINOS & ©主催者提供】
横浜市の小学生ともつながりをつくった【写真:©1992 Y.MARINOS & ©主催者提供】

「I ☆ YOKOHAMA SERIES」を冠した6月下旬の試合への思い

――「I ☆ YOKOHAMA」と横浜市の小学生ともつながりをつくったそうですね。

永井「横浜市に協力をいただき、市内の小学校にチラシを配布させていただきます。私たちの根底には、『この横浜の街をスポーツの力で盛り上げたい』という思いがあるので、そのためには小学生のみなさんにも関心を持っていただきたいと思っています。小学生を、ベイスターズ、F・マリノスの試合にご招待させていただくために、両チームの情報を載せた共通のチラシを作成して小学校に配布します」

――オンライン訪問は、大変盛況だったと聞きました。

永井「中区と港北区の合計9校に申し込みをいただき、横浜F・マリノスからは水沼宏太選手、横浜DeNAベイスターズから山﨑康晃投手に参加いただき、小学6年生、1000人弱のみなさんとオンラインで交流をしました。本来であれば、選手が直接学校にお邪魔したかったのですが……。しかし、オンラインのメリットもあり、より多くの方々とお話をしたり、交流ができたことは、コロナ禍の産物の1つかもしれません」

原「とてもいい交流イベントでした。そして、今回、プロモーション動画も2本作成しています」

永井「そうですね。スペシャルユニフォームを発表した際の動画と、『I ☆ YOKOHAMA SERIES』の取り組みのコンセプト動画の2つあります。スペシャルユニフォームの動画はF・マリノスが制作。コンセプト動画はベイスターズさんが制作を担いました。ユニフォーム動画に続き、6月6日に、コンセプト動画が前編をベイスターズさん、後編をF・マリノスのそれぞれ公式YouTubeで公開されました。30周年ということからも、お互い現役選手として仲川輝人選手、山﨑康晃選手をはじめ、OB代表として2名ずつ、年代ごとに対談を3本行った動画も公開しています。ファンの皆さんには、楽しんでいただける作品と思っています」

――F・マリノスは6月25日のJリーグ第18節の柏レイソル戦、ベイスターズは6月28日から30日までの阪神タイガーズとの3連戦を、「I ☆ YOKOHAMA SERIES」と冠して選手たちが記念ユニフォームを着用して試合をされるそうですが、最後に改めてこの「I ☆ YOKOHAMA SERIES」への思いをお聞かせいただけますか?

永井「『I ☆ YOKOHAMA SERIES』の試合に、多くの方にスタジアムに足を運んでいただきたいのはもちろんあります。しかし、その前にそもそもプロ野球チームとJリーグチームが同じ街にあるのは当たり前のことではないと思います。横浜で育ってきた私自身も、『I ☆ YOKOHAMA SERIES』の名前の通り、横浜が大好きです。コロナ禍により世の中に変化が訪れている今だからこそ、スポーツの価値が見直されるいい機会だとも思っています。競技の枠を超えて、スポーツの力で横浜を元気にできれば! 本当にその一心です」

原「我々はスポーツをとおして横浜の街、横浜の皆さまの人生を豊かにするというテーマで今回『I ☆ YOKOHAMA SERIES』を開催させていただきますが、今現在、プロ野球やプロサッカーにあまり関心がなくても、これを機に、スポーツに注目する1つのきっかけになってくれたらいいなと思っています。いろんなところでいつもとは異なる広告ビジュアルを目にしてもらい、『何かイベントが行われるらしい』と知っていただくだけでも大きな一歩になるかなと。横浜の都市をデザインしたコラボTシャツなども作っていますので、そういうものを目にしていただいて、『横浜』をキーに、街のみなさまと何か接点を持たせていただけるきっかけになっていければなと思っています」

■「I☆YOKOHAMA SERIES」前編
https://www.youtube.com/watch?v=qT-l0ohtQIE

■「I☆YOKOHAMA SERIES」後編
https://www.youtube.com/watch?v=p4VWWSlD9wk

(FOOTBALL ZONE編集部)



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