森保Jで唯一の最高「5つ星」は? 金田喜稔が絶賛「評価がまた上がった」…ブラジル戦出場全17選手を採点

後半途中から出場したMF堂安律とMF鎌田大地【写真:高橋 学】
後半途中から出場したMF堂安律とMF鎌田大地【写真:高橋 学】

途中出場アタッカーは「先発のほうがいいと改めて感じた」

<途中出場>

■鎌田大地(フランクフルト/←ハーフタイムIN)=★★★☆☆(3つ星)
 自分なりの時間の作り方があるし、守備でも状況に応じて大胆に寄せる判断もできる。ただそこまでチャンスも作れなかったので評価としては可もなく不可もなく。

■前田大然(セルティック/←後半22分IN)=★★★☆☆(3つ星)
 スピードスターを生かす場面が限られた。チームとしても前田のストロングポイントを生かせず、存在感はやや薄かった。それでも守備では馬力のある寄せを見せていた。

■堂安 律(PSV/←後半27分IN)=★★★☆☆(3つ星)
 パラグアイ戦では、久しぶりに躍動する堂安が見られて嬉しかったが、この日は難しい状況だった。効果的なプレーは少なかった。コンディションは悪くなさそうなので次戦に期待。

■三笘 薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ/←後半27分IN)=★★★☆☆(3つ星)
 決定的なチャンスを作れているわけではないが、三笘が仕掛けるとやはり相手に脅威を与えられる。この日の出来は目立ったものではないが、違った良さを持っているので先発のほうがいいと改めて感じた。

■山根視来(川崎フロンターレ/←後半36分IN)=出場時間が短く評価なし
 ボールを持った時の効果的な崩しなど、本来の良さを出す場面は限られた。

■柴崎 岳(レガネス/←後半36分IN)=出場時間が短く評価なし
 ほとんど絡むシーンも少なかった。期待はしているが判断できるような場面もなかった。

金田喜稔

かねだ・のぶとし/1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。

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