不発の本田に現地評価は二分 「ネガティブな試合」「本田のプレーは重要だった」

 

「違いのあるプレーが全くなかった」と厳しい声も

 

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が26日のセリエA第8節、フィオレンティーナ戦に先発フル出場したが、3戦連続となるゴールはならなかった。ミランはホームで1-1のドローに終わり、連勝は2でストップ。得点に絡めなかった背番号10のプレーに関して、現地では評価が分かれている。

 前回のベローナ戦で本田に高評価を与えたイタリア地元テレビ局「7ゴールドTV」のミラン番記者、パオロ・ヴィンチ氏はこの日のプレーに厳しい視線を向けた。採点は「かなり無理をして6点」と実質、「5・5」の評価となった。

「悪い試合だった。非常に悪かった。ベローナ戦では、本田に8点を与えたが、それは2つのゴールもさることながら、チームを牽引するリーダーとなっていたからだ。ベローナ戦に比べれば、本田は違いのあるプレーが全くなかったし、相手のマークを飛び越すこともなかった。彼にとっても、ネガティブな試合だった」

 同記者はそう評した。その指摘通り、この日の本田はフィオレンティーナの厳しいマークに苦しみ、相手の守備網をこじ開けることができなかった。

 

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