「適正な金額が必要」 レバンドフスキ、移籍金53億円確約の場合はバイエルンが退団容認か
レバンドフスキはバイエルンと契約延長の意向なし
ドイツ1部の名門バイエルン・ミュンヘンは、エースストライカーのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが退団希望というニュースで揺れている。契約を1年残すなか、移籍金4000万ユーロ(約53億円)を得られる場合は退団を認める可能性があるという。ドイツ誌「キッカー」が報じた。
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ブンデスリーガの放映権を持つ衛星放送「スカイ・ドイツ」は、レバンドフスキが2023年6月で切れる現在の契約を延長する意向はないとして、フリートランファーになる来夏を待つのではなく、今夏の移籍を希望していると報じていた。そして、その希望クラブはスペイン1部の強豪FCバルセロナだとしている。
そして、「キッカー」誌ではGKマヌエル・ノイアーやMFトーマス・ミュラーの両ドイツ代表選手のように、レバンドフスキには2024年6月まで1年間の契約延長をするチャンスがあったが、レバンドフスキにその意向がないとしている。
そのうえで、バルセロナはブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョをイングランド1部のアストン・ビラへ完全移籍とすること、またプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドがオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング獲得に本腰を入れることにより、「フレッシュな資金を獲得することが可能」とした。
また、「キッカー」誌は「レバンドフスキの契約パッケージには3年間でかなりの高額が必要なうえ、バイエルンにも適正な移籍金が必要。それは4000万ユーロほどになる」とレポートした。
前日に「スカイ・ドイツ」で報じられたバルセロナでのレバンドフスキの年俸が4000万ユーロほど。移籍金と合わせれば初年度だけで8000万ユーロ(約106億円)レベルの高額が必要になるレバンドフスキの動向だが、スペインに活躍の場を移すことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)