「不公平さにリベンジした」 リオ五輪断念の久保がCL予選シャフタール戦2得点でスイスメディア絶賛

「ゲルントが怪我をしていなければ…」

「クボは相手DFにペナルティエリアで明らかにファールを受ける場面もあったが、日本人ストライカーは自らの形で2得点を挙げて、その不公平さにリベンジした。ゲルントが初戦で負傷していなかったら、クボは今リオ五輪の日本代表メンバーとなっていただろう」

 このように評価されている。FWアレクサンドル・ゲルントの故障で久保はチーム残留を余儀なくされ、五輪を断念した。苦渋の決断の果てに、ヤングボーイズはCLプレーオフ出場権を手にした。相手はCLで決勝トーナメント進出を果たしたこともあるウクライナの強豪ということもあり「シャフタールに対して最前線でクボは立ち向かった」とも高く評価されている。

 念願の五輪の舞台には立てない悔しさを味わった久保だが、東欧屈指の強敵を打ち倒す2ゴールによって、その名を欧州に轟かせた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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