今季J1「判定データ」をJFA公開 昨年と比較…VAR介入“30秒”短縮、退場数は7回増

JFAがJ1リーグ第1節~から第9節の判定に関するデータを公開【写真:高橋 学】
JFAがJ1リーグ第1節~から第9節の判定に関するデータを公開【写真:高橋 学】

JFAがJ1リーグ第1節~から第9節の判定に関するデータを公開

 日本サッカー協会(JFA)は4月28日、メディア向けの「JFAレフェリーブリーフィング」を実施し、J1リーグ第1節~から第9節の判定に関するデータを公開している。

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 2022シーズンの退場数は、J1第1節から9節で計17回となり、昨年比で7回増加。内訳は、警告2枚での退場が7回、決定機阻止、乱暴な行為などで“1発退場”となったケースが10回となっている。

 また、導入から2年目を迎えたビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)について、第9節までの全81試合の中で計640回介入。レビュー数は計16回で、約4.8試合に1回VARが介入していた。そのうち、主審が映像を直接確認するオンフィールドレビューが9回、VARオンリーレビューが7回となっている。

 今シーズンVARに費やした時間の1試合平均は、49.5秒(前半22.8秒/後半26.7秒)で、同時期の昨季データ80.9秒(前半33.4秒/後半47.5秒)と比べ、約30秒短縮されていた。

 シーズン開幕からおよそ2か月、退場のケース増加が注目を集めていたが、JFA審判マネジャー(Jリーグ担当統括)の東城穣氏は「十分サポートできる範囲」とこのデータを総括。VARは昨年に比べ、スムーズな運用が目立った結果となっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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