レバンドフスキ放出は「受け入れられない」 バイエルンSDがバルサ移籍の噂を否定
サリハミジッチSDは「レバンドフスキが今夏、退団するという選択肢はない」と説明
ブンデスリーガで10連覇を果たしたドイツ1部バイエルンは、エースであるポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの去就が注目されている。バイエルンとレバンドフスキの契約は2023年6月までとなっており、スペイン1部FCバルセロナからの関心が報じられていた。10連覇を成し遂げた直後、レバンドフスキは、自身の去就を巡る話し合いが行われることを認めていたが、バイエルンのスポーツディレクターを務めるハサン・サリハミジッチ氏は、エース放出を拒否する姿勢を示した。英メディア「Sports Mole」が報じている。
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レバンドフスキは今季もゴールを量産。リーグ戦31試合で33得点3アシストを記録し、チームの10連覇に大きく貢献している。ドイツでは獲得し得るすべてのタイトルを手にした33歳について、最近の報道ではバイエルンが4000万ユーロ(約55億円)ほどで、移籍を容認するだろうと報じられていた。
しかし、バイエルンはレバンドフスキを引き留めたい意向が強いようだ。サリハミジッチSDは、この噂を否定した。
「それは受け入れられないだろう。私たちは世界最高の選手を抱えていて、彼に残ってほしいと思っている。私たちは彼のことを誇りに思っているし、大好きだ。私たちはまだ彼と交渉をしていないが、これからすることになる」
さらに、「レバンドフスキが今夏、退団するという選択肢はない。彼は2023年まで契約が残っている。近いうちに話し合いが行われ、その後に何が起こるかを見ることになる。私たちは彼に残ってもらいたい」と、クラブとしての考えが残留以外にないことを強調した。
バイエルンが10連覇を達成したあと、レバンドフスキは自身の去就について、「僕にとって状況は、それほど簡単なものではない」と語っていた。誰もが認めるブンデス最強ストライカーは、残留を期待するドイツ王者に対してどのような返答を出すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)