レスターがPSGとの“英仏王者”対決に4失点完敗… 先発の岡崎は前半のみで退く

若手を多く起用した強豪相手に歯が立たず 今季開幕へ不安を残す

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは、30日(日本時間31日)に米カルフォルニア州カーソンのホーム・デポ・センターでインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦に臨み、0-4と大敗した。岡崎は前半45分間プレーしたが、見せ場をほとんど作ることができずにピッチを後にした。

 前年度のイングランドとフランス王者による一戦、先制したのはPSGだった。前半24分にDFムニエが右サイドを駆け上がってエリア内に侵入。カバーに入ったレスターMFアマーティが、ムニエと入れ替わったFWイコネを倒してしまいPKを献上した。これをFWカバーニが左隅へ決めて同26分にPSGが先制した。

 同31分には岡崎が魅せた。相手陣内でDFを背負いながらパスを受けた岡崎は、ワンタッチでマークを外して前を向くとMFシュラップへ絶妙なスルーパスを送ってチャンスを演出。この日は得点に絡めなかったが、持ち味の前線からのプレスやポストプレーでは良さを見せた。

 それでも試合の主導権はPSGのまま。前半終了間際の同45分、カウンターからイコネがムニエの右クロスに合わせて追加点を奪い、2-0とPSGがリードして前半を折り返した。

 

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