名将スパレッティ氏も称賛する本田のポテンシャル 「彼のプレースタイルには驚かされた」

 

「常にゴールの隅を狙うから、GKは届かない」

 

 以前、ロシア強豪ゼニトを率いたイタリアの名将、ルチアーノ・スパレッティ氏がCSKAモスクワ時代に対戦したACミランFW本田圭佑の驚異的なフィニッシュ能力を絶賛している。イタリア地元紙トゥット・スポルトが「本田現象」として特集している。

 2010年から14年途中までゼニトを率い、ロシアリーグを2度制しているスパレッティ氏は昨年まで対戦した本田について、「彼は常にゴールを決める。なぜならチャレンジということを熟知しているからだ」と評価した。

 今季ミランでは公式戦7試合6得点2アシスト。ミスのリスクを恐れない積極的な姿勢が本田を危険なフィニッシャーたらしめる大きな要素だという。

「ゼニトの監督時代にヘディングでも足でも我々相手に得点を決めた。常にゴールの隅を狙うから、GKは届かない。GKには難しい」

 今季も9月14日のパルマ戦で本田はヘディングでゴールを決めているが、ゴールのレパートリーの多さ、そして、GKのセーブできないギリギリのコースに狙い澄ます技術が高いとスパレッティ氏は評価している。

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