スペインで起きた珍事、コーチの行為に相手選手たちも怒り露わで騒然

　スペイン地域リーグの試合中、コーチがピッチ内に乱入し、相手のカウンター攻撃を阻止するという珍行為が物議を醸し、「全サッカーファンを怒らせた」「こんなの見たことある？」と世界中に反響が広がっている。

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　注目を浴びているのは4月10日のビジャヌエバ・デル・パルディージョ対コルメナル・ビエホ戦だ。1-1と一進一退の攻防が続くなか、終了間際の後半45分にそのシーンが起きた。

　ビジャヌエバがゴールキックから素早くスタートさせて左サイドへ展開し、縦パスを通して一気にカウンターを発動。チャンスになるかと思われた次の瞬間、コルメナル・ビエホのコーチがベンチ前から飛び出し、ピッチ内に乱入してカウンター攻撃を阻止する珍行動に出た。

　これを受けて、カウンター攻撃を阻止されたビジャヌエバ側は憤怒。ピッチ内は騒然となり、当該コーチは退場処分となった。結果的にこの行為も影響し、試合はそのまま1-1に終わっている。

　衝撃の行為にスペインメディア「ラ・セクスタ」は「反紳士的行為」と伝え、「このスポーツマンらしくない行為は全サッカーファンを怒らせた」と報道。そのニュースは海を越え、世界中のメディアが取り上げている。

　アルゼンチンメディア「Infobae」が「スポーツマンシップに反する行為で試合を台無しにした」と報じれば、米メディア「The18」は「コーチが白線を越え、神聖な緑の芝生に入った」と記した。また衛星放送「スカイ・スポーツ」は「こんなの見たことある？」と発信するなど、世界中が注目するワンシーンとなり波紋が広がっている。