神戸イニエスタ、相手翻弄の華麗切り返し&好機演出パスに脚光 「うますぎる」

神戸MFアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】
神戸MFアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】

前半45分、山口蛍とのパスで抜け出すとC大阪MF原川力を相手に華麗テクニックを披露

 ヴィッセル神戸は4月10日、ホームでのJ1リーグ第8節でセレッソ大阪と対戦。ミゲル・アンヘル・ロティーナ新監督体制での初陣となったなか、キャプテンの元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが前半終了間際に見せたプレーにスポットライトが当てられている。

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 神戸は昨季、J1でクラブ最高の3位でフィニッシュしたが今季は開幕から白星を挙げられず、7試合を終えて4分3敗となった段階で2020年9月からトップチーム監督を務めてきた三浦淳寛監督との契約を解除。その後、ヤングプレイヤーデベロップメントコーチを務めていたリュイス氏を暫定監督に置きリーグ戦2試合を戦ったが、いずれも黒星に終わっていた。

 4月8日に2017年の来日以降、東京ヴェルディ、セレッソ大阪、清水エスパルスを指揮してきたロティーナ監督の就任が決定。C大阪戦が初戦となり、キャプテンのイニエスタや日本代表FW大迫勇也らを先発起用して勝利を目指した。

 ゴールに迫っていた神戸だが、前半27分、C大阪のDF山中亮輔にサイドから鋭いクロスを上げられると、FW加藤陸次樹にヘディングシュートを決められ、先制を許してしまう。

 神戸も前半45分、イニエスタがMF山口蛍との連係で抜け出し、巧みな切り返しでC大阪MF原川力を揺さぶりながら、ペナルティーエリア内左から中央へパス。相手を引き付けて絶好のチャンスを演出したが、左足のダイレクトシュートで合わせたMF汰木康也の一撃は枠外に飛び、同点とはならなかった。

 それでも、スポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターが、「イニエスタが魅せる。鮮やかな突破でチャンスメイク」とこのシーンを取り上げ、ファンからは「うますぎる」「シュートを決めてくれ」といった声が上がっている。

 1点ビハインドで折り返した神戸は、後半開始からイニエスタを下げてMF中坂勇哉を投入している。

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