中米メディア、日本代表の3選手を警戒 「ライバルになり得る日本の偉大な異才」と評したのは?

スペイン、ドイツらと対戦する日本代表【写真:Getty Images】
スペイン、ドイツらと対戦する日本代表【写真:Getty Images】

2014年にはイングランド、イタリアを敗退に追いやるジャイキリを起こしたコスタリカ

 カタール・ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海最終予選で4位となったコスタリカ代表は、6月14日に大陸間プレーオフでオセアニアのニュージーランドと対戦する。この試合に勝てば、3大会連続6度目のW杯出場が決まる。4月1日に行われた組み合わせ抽選会の結果、この大陸間プレーオフの勝者は、スペイン、ドイツ、そして日本と同じグループEに入ることになった。

 世界的には、スペインとドイツが2強と見なされているグループEだが、海外メディア「Futbol Centro America」は、「カタールW杯でコスタリカのライバルになりえる日本の3人の偉大な異才」という特集を組み、日本代表選手たちに注目している。

 2014年のブラジルW杯で、コスタリカはウルグアイ、イタリア、イングランドと同じグループDに入った。大会前、コスタリカは苦戦をすると見られていたが、最終的にはコスタリカがグループ首位となり、ウルグアイが2位。W杯優勝経験のあるイタリアとイングランドという欧州の2か国が敗退することとなった。

 記事では、今回の抽選結果について、「スペイン、ドイツ、そして日本のいる死の組。最終的にイングランドとイタリアを追いやった14年に経験したシチュエーションに非常に似ている」と報じている。そして日本を「成長を止めないチーム」と紹介し、3人の選手を取り上げた。

 ピックアップされた最初の選手は、スペイン1部マジョルカのMF久保建英。「日本にとって、最も重要な宝石の1つであり、20歳という年齢でレアル・マドリードに所属している」と紹介。続いて、イングランド1部アーセナルのDF冨安健洋については「明確に成長している注目をするべき日本の若手。右サイドバック(SB)は、誰もが認める先発選手(アーセナルでは右SB、日本代表ではセンターバックが主戦場)」と綴る。

 そして最後にイングランド1部リバプールのMF南野拓実について「リバプールにいることで、おそらく最も知られているのがミナミノ。日本のW杯予選では15試合で10得点と日本の得点王だった」と伝えている。

 欧州のビッグクラブに所属する選手も増えてきた日本。初のW杯ベスト8進出を目指す森保ジャパンは、選手たちのポテンシャルを引き出し、目標を達成できるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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