鹿島、清水外国籍選手への発言で事実確認の調査を実施 「侮辱的と解釈されかねない発言があった」

調査を実施したことを発表した鹿島(写真はイメージです)【写真:小林 靖】
調査を実施したことを発表した鹿島(写真はイメージです)【写真:小林 靖】

差別的な言動に関しては否定

 鹿島アントラーズは4月5日、2日のJ1リーグ第6節清水エスパルス戦で、所属選手の発言が問題視され、クラブスタッフがその発言を容認するようなコメントがあったことについて、両クラブ間で事実確認のための調査を実施したことを発表した。

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 鹿島によれば、両クラブの選手ならびにチームスタッフへのヒアリングの結果、「弊クラブ所属選手から清水所属の外国籍選手に対して侮辱的と解釈されかねない発言があった」と認めた。その一方で、「一部報道を受けてインターネット上で推測されていたような差別的な言動はなかったことが確認されました」ともしている。

 そのうえで、「弊クラブでは当該選手に厳重注意を行い、自身の言動に責任を持つことの重要性を改めて伝えました。その後、両クラブ間で侮辱的な発言は容認しないことを確認したうえで、今後も相手へのリスペクトとフェアプレー精神を大切にしていく姿勢を共有しております」と声明を出している。

 また、清水の選手から指摘があった、鹿島クラブスタッフが当該選手の発言を容認するようなコメントがあったことについては、「解釈の齟齬から生じたものであり、当該発言を容認するものではなかったと確認されております」と説明。「クラブでは、相手への敬意を欠いた行為が再発しないよう、所属選手らへの指導を徹底し、試合における事案については、今後も対戦クラブを含めた関係各所と連携しながら適切に対応していきます」と再発防止を誓った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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