独1部でGKが“膝立ちセーブ“、至近距離シュートへの驚異的な反応へファン仰天 「非現実的だ」

ボルシアMGでプレーするGKヤン・ゾマー【写真:Getty Images】
ボルシアMGでプレーするGKヤン・ゾマー【写真:Getty Images】

ボルシアMGはマインツ相手に1-1で引き分け勝ち点1をゲット

 ドイツ1部のボルシアMGは、現地時間4月3日に行われたブンデスリーガ第28節・マインツとの一戦を1-1で引き分けたなか、スイス代表GKヤン・ゾマーが見せた“膝立ちセーブ“に海外メディアが脚光。ファンからは「ワールドクラス」「非現実的だ」などの賛辞が上がり、注目されている。

 33歳のゾマーは、母国スイスなど複数クラブを渡り歩いた後、2014年にドイツのボルシアMGに加入。以来、チームの守護神へと君臨し、同クラブで8シーズン目を迎えた今季もここまでリーグ戦全28試合でゴールマウスを守っている。

 そんなゾマーが、マインツ戦でビックセーブを見せた。後半3分、マインツMFレアンドロ・バレイロが放った低弾道シュートは左ポストを直撃し、跳ね返ったボールにFWヨナタン・ブルカルトが倒れ込みながら反応。シュートはゴール枠を捉えたが、膝立ちのゾマーが右手1本で反応し、間一髪で難を逃れた。

 この動画が米スポーツ専門局「ESPN」の公式ツイッターで公開されると、ファンから「ワールドクラス」「非現実的だ」「素晴らしいセーブ」「過小評価だ」「なんてセーブ」「EUROの活躍の時から彼を知っている」と称賛が送られている。

 33歳のゾマーはスイス代表歴も長く、EURO2020ではビックセーブを連発。フランスとの決勝トーナメント1回戦では、PK戦でFWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)のシュートをセーブし史上初のベスト8進出へ導くなど頼れる守護神として健在ぶりを示しており、衰え知らずの反射神経を改めて証明してみせた。

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