今夏記録的な高騰を見せる移籍金 “欧州五大リーグ”の総額はすでに1276億円超え!

スペイン紙が報じる イグアインの105億円を筆頭に札束が飛び交う

 アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが、9000万ユーロ(約105億円)もの移籍金でセリエA5連覇中の王者ユベントスへの移籍が決まった。これにより7月26日現在の移籍市場でプレミアリーグ、ブンデスリーガ、セリエA、リーガ・エスパニョーラ、リーグ・アンのいわゆる「欧州五大リーグ」で費やされた移籍金総額は、11億ユーロ(約1276億円)を優に超えているとスペイン紙「マルカ」が伝えている。

 五大リーグの中で最も多くの移籍金が動いているのは、やはり潤沢なテレビ放映権料に支えられているプレミアリーグだ。アーセナルがグラニト・ジャカを獲得した際に発生した4500万ユーロ(約52億円)をはじめ、各クラブがこぞって新戦力を補強。ジョゼ・モウリーニョ新監督のマンチェスター・ユナイテッド、ユルゲン・クロップ監督のリバプールも各8000万ユーロ(約93億円)を投じた。

 ブンデスリーガでは今夏、特に積極的な動きを見せているのが日本代表MF香川真司が所属するドルトムントだ。ドイツ代表MFヘンリク・ムヒタリアンらを失った一方、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェやMFアンドレ・シュールレ、スペイン代表DFマルク・バルトラらを次々と獲得して、1億1300万ユーロ(約131億円)を費やした。

 絶対王者バイエルン・ミュンヘンは補強人数こそ絞っているが、ドルトムントから獲得したドイツ代表DFマッツ・フンメルスに3800万ユーロ(約44億円)、ポルトガル代表MFレナト・サンチェスは3500万ユーロ(約40億円)もの移籍金で獲得している。

 

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