クロップ監督がストライカーとして試合に出場 193センチの巨漢を活かしリバプールのエースに!?

メガネを落としながらのシュートで決定機を創出

 リバプールのユルゲン・クロップ監督がアメリカのスタンフォード大学で開催された練習試合に、リバプールのスタッフチームでストライカーとして出場したことを、クラブ公式チャンネル「LFC TV」が紹介している。

 インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)でアメリカを訪れているリバプールのクロップ監督は、リバプールスタッフで形成されたチームの一員としてスタンフォード大学のスタッフチームと対戦。ドイツの知将はストライカーのポジションに入った。

 前半に訪れたCKの場面では、身長193センチの体躯を活かして、相手DFに囲まれながらも胸トラップでボールをコントロールすると、トレードマークのメガネを落としながらも、そのままシュートまで持ち込んだ。

 後半には中盤の深い位置に入ってプレー。左サイドから上がったアーリークロスに走り込み、再びメガネを落としながらファーサイド目がけてヘディングシュートを放った。

 リバプールには現アトレチコ・マドリードのFWフェルナンド・トーレス、現バルセロナのFWルイス・スアレス以来、絶対的な存在と呼べるストライカーが現れていない。復権を狙う名門に得点力不足の危機が訪れた時、現役時代にFWでプレーした経験を持つクロップ監督がエースとしてピッチに立つ瞬間が訪れるのも、決して夢物語ではないのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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