ミラン本田のライバルで2季前のチーム得点王が負傷 アメリカ遠征からイタリアへ帰国

右ふくらはぎを痛めたメネズが、精密検査のため帰国と発表

 ACミランの元フランス代表FWジェレミー・メネズがアメリカ遠征中に右ふくらはぎを痛め、イタリアに戻ることが決まった。クラブが公式サイトで発表している。

 メネズは2シーズン前に16ゴールを挙げる活躍を見せたが、昨季はヘルニアの痛みにリハビリのミスが重なる受難のシーズンに。2度腰の手術を受けた影響もあり、リーグ戦10試合で2得点に終わっていた。

 今季は親善試合ボルドー戦で躍動感溢れるプレーを示し、復活に期待が集まっていた。だが、シカゴのイリノイ大学での練習中に故障。精密検査のためにイタリアに戻ると発表された。

 “偽9番”のポジションとサイドで爆発力を誇るメネズは、日本代表FW本田圭佑とポジションを争う存在。本田や元U-21スペイン代表MFスソ、コロンビア代表FWカルロス・バッカにも移籍の可能性が浮上している。昨季セリエB得点王でペスカーラから獲得したFWジャンルカ・ラパドゥーラは、故障により今回のアメリカ遠征に参戦できなかった。

 ミランの前線の状況は混沌としており、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督には頭痛の種になりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images 

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