アザール、ベイル、イスコら出番なし クラシコ大敗のレアルの現状をOBが問題視「プレーしたくない者はいるべきではない」
元スペイン代表MFグティ氏は0-4で大敗したクラシコでビッグネームの不出場を問題視
スペイン1部レアル・マドリードは、現地時間3月20日にホームのサンティアゴ・ベルナベウで行われたバルセロナとのクラシコに0-4と大敗を喫した。クラブOBである元スペイン代表MFグティ氏は、受け入れがたい結果が出たチームに疑問を唱えている。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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直近ではクラシコで5連勝していたレアルだが、エースのフランス代表FWカリム・ベンゼマが欠場した一戦で、シャビ監督が率いるバルサを止めることはできなかった。ホームで屈辱的な大敗を喫しなか、ベルギー代表MFエデン・アザール、ウェールズ代表FWギャレス・ベイル、セルビア代表FWルカ・ヨビッチ、スペイン代表MFイスコは、最後までベンチを温め続けた。
グティ氏は、この状況が理解できないようだ。「レアル・マドリードは、12、13人の選手だけで戦っていてはいけない。欧州のカップ戦、リーグ戦、国王杯でタイトルを目指すチームは、14人だけで戦えない。一体、何が起こっているんだ? プレーしたくない者は、レアル・マドリードにいるべきではない」と、途中出場に不満を持っている選手がいるのではないかと指摘した。
そして、解決策として「簡単なことだ。今こそ、明らかにしないといけない。クラブやカルロ・アンチェロッティ監督は『記者会見を開いて、レアル・マドリードのためにプレーできませんと言ってこい』と、選手たちに伝えるべきだ。レアルが給料を支払っているんだ。なぜ、プレーしないでいられるんだ? 1年間を通して、プレーするように求められたら、それに応じてベストを尽くさないといけない」と、自身の考えを示した。
リーグ戦では、セビージャに勝ち点差9をつけて首位に立っているレアルだが、最大のライバルに喫した一敗は、チームにとって大きな打撃となるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)