ロサリオ・セントラル対ニューウェルズのローカルダービーで前代未聞のハプニング

　アルゼンチン1部リーグの試合前、ピッチ上へ投下された手榴弾が爆発する前代未聞の事件が発生。この衝撃的な光景が海外メディアで出回り、「恐怖のシーン」と驚きを持って報じられている。

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　事件が起きたのは「ロサリオ・セントラル対ニューウェルズ・オールド・ボーイズ」。アルゼンチンで最も激しいローカルダービーの1つとされる一戦前に、信じがたい光景が展開された。

　ファンがピッチにある物体を投げ込むと、すぐさま爆発。地面から煙が巻きあがり、ピッチには大きな穴が開いたためキックオフ時間が延びたが、その後混乱は収束し、通常通り試合開始を迎えたという。

　ピッチに投げ込まれた物は手榴弾で、熱狂的なファンによって投下されたと見られている。その決定的な瞬間が収められた動画がニューウェルズの公式ツイッターで公開されると、瞬く間に世界中に拡散。英紙「ザ・サン」は「恐怖のシーン ロサリオ・セントラルとニューウェルズのアルゼンチン対決を前に、ピッチにグレネードが投げ込まれた衝撃的な瞬間」と見出しを打ち、前代未聞のハプニングに注目している。

　英メディア「スポーツ・バイブル」でもこのシーンが取り上げられ、「ファンたちはこの事件に反応し、まだ折り合いをつけることができないでいる」と、SNS上での反応を紹介。「アルゼンチンのサッカーは、ピッチ内外で全く別次元」「アルゼンチン：手榴弾、問題なし」などの声が上がっていたようだ。

　なお、試合はアウェーのニューウェルズが、FWファン・マヌエル・ガルシアの決勝ゴールにより1-0で勝利。アルゼンチンならではとも言える、ファンによる過激な瞬間が脚光を浴びていた。