「最も奇妙なレッドカード」 ボールが顔面ヒット→転んで相手の足骨折→“退場宣告”シーンに海外衝撃

前代未聞のハプニングが発生(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
前代未聞のハプニングが発生(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

アルゼンチンのリザーブリーグで起きた前代未聞のハプニングの反響が拡大

 アルゼンチンのリザーブリーグで、顔面にボールヒット後、倒れた拍子に相手選手を倒し“一発レッド”となった事件への反響が拡大。サッカーの試合で起きた滅多に見られない出来事は世界中で話題となり、英メディアは「最も奇妙なレッドカード」と指摘し、注目している。

 前代未聞のハプニングとして注目されたのは、「ラヌース対バンフィールド」の一戦で起きた退場劇だ。ラヌースのフアン・パブロ・クリラノビッチが、バンフィールドのラウタロ・カルドゾにプレッシャーをかけた際、クリアボールが顔面に思い切りヒット。思わずよろけたクリラノビッチは、カルドゾの右足に乗っかるような形で転倒してしまい、カルドゾの膝が思わぬ形で曲がってしまった。

 苦痛に悶えたカルドゾをメディカルスタッフが手当てしている間、クリラノビッチにはまさかのレッドカードが提示。バンフィールドの発表によると、カルドゾは右足の脛骨と腓骨を骨折し、手術を受けて成功したというが、悪気がなかったクリラノビッチにとっては、何もかもが想定外の出来事だっただろう。

 この一連のシーンが世界で話題となったなか、英メディア「スポーツ・バイブル」は「アルゼンチンのある選手が、数メートル離れたところからボールをぶつけられ、誤って相手の脚を骨折させてしまい、最も奇妙なレッドカードの一件に巻き込まれた。残酷な方法で退場させられた」と綴って注目。極めて異例と言える退場劇を、驚きを持って報じていた。

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