ミランの身売り交渉は来週に決着? バルバラCEOは更迭へ、本田の去就にも影響か

新オーナーのウー氏らが580億円でミランの権利を100%取得

 ACミランは中国人企業グループとの身売り交渉を続けていたが、新オーナーの正体がようやく明らかになった。交渉先は太陽光エネルギーパネル企業「ゴールデン・サンド・リバー」で、新オーナーはソニー・ウー氏らになると、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は報じている。

 13歳でカナダに渡り、アメリカで物理学を研究したウー氏は、フランスワイン愛好家だという。ウー氏と実業家のスティーブン・ゼン氏は共同で、5億ユーロ(約580億円)でミランの権利を100%取得する予定で、シルビオ・ベルルスコーニ会長の娘であるバルバラCEOの更迭は確実で、強化責任者のアドリアーノ・ガリアーニCEOも退任に追い込まれるかもしれないと、同紙はレポートしている。粛清の嵐のなか、ベルルスコーニ会長は名誉会長に退くことになるという。

 その一方で、ウー氏は中国の富豪リストに入っていないために、その財政状況に対する疑いの目も向けられている。ミランの身売り交渉は来週に決着するとレポートされており、日本代表FW本田圭佑の去就も新オーナー登場で明確になるかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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