京都GKがVARの末にレッドカードで一発退場 トレンド入りの“DOGSO”とは?

直前の“オフサイド疑惑”については現場の審判団の判定をサポート

 当該シーンで、杉本の抜け出しの瞬間が「オフサイドでは?」という声も上がったが、VARは90分絶えず試合をチェックしており、そのうえで主審、副審の判定をサポートしている。

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 J1リーグでは、「2Dライン」を採用しており、イングランドのプレミアリーグなどの「3Dライン」とは異なる。2Dラインは、限られたカメラでのみ確認でき、フィールド上にしか直線を引くことができない。つまり、細部まで正確に確認はできないため、「はっきりとした明確な間違い」が認められない限り、VARは現場の審判団の判定を“サポート”したという流れとなる。

 上福元の退場で、今季J1リーグでの退場者は計10人となった。異例の枚数の多さに注目もさらに集まっているが、試合を重ねるなかでいかに審判、選手が協力し、安心して見れるゲームを作っていけるかが今後も重要になっていきそうだ。

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