川崎、後半3分間の2発で華麗な逆転勝利 敗戦の浦和はまさかの開幕4試合未勝利

DF山根視来の決勝ゴールで川崎が勝利【写真:Getty Images】
DF山根視来の決勝ゴールで川崎が勝利【写真:Getty Images】

浦和の岩波拓也が先制弾 家長昭博、山根視来の連続弾で川崎が逆転

 川崎フロンターレは3月2日に浦和レッズをホームに迎え、リーグ戦の第10節先行開催を戦い、後半3分間の2ゴールで2-1の逆転勝利を収めた。

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 浦和は今季初めてFWキャスパー・ユンカーがベンチ入り。川崎は左ウイングにFW遠野大弥が入り、DF車屋紳太郎が離脱した最終ラインには前の試合に続きDF山村和也が入った。

 試合は立ち上がりから浦和がペースを握り、川崎のプレスに対してパスワークで前進。前半8分にはDF馬渡和彰のコーナーキック(CK)をニアサイドでDFアレクサンダー・ショルツがヘディングでつなぎ、ファーサイドにFW江坂任が入り込む決定機を迎えたが枠を外れた。

 その後も浦和がゴール前に入っていく回数を増やすなか、川崎はDF登里恭平が負傷してMF塚川孝輔をサイドバックに起用。しかし同33分、その塚川が与えたフリーキック(FK)を馬渡がゴール前に入れると、DF岩波拓也がヘディングで流しこんで先制。全体に浦和ペースで試合が進み、1-0でハーフタイムに入った。

 後半も浦和は立ち上がり7分に、DF酒井宏樹のFKから素早く右サイドを突破し、MF関根貴大のラストパスにFW明本考浩がゴール前フリーで合わせる決定機を迎えたが、GKチョン・ソンリョンがファインセーブで凌いだ。

 川崎は同10分過ぎからペースを掴むと一気に浦和を押し込み、同17分にMF脇坂泰斗のコーナーキック(CK)をファーサイドでFW家長昭博が頭で合わせて同点ゴール。さらに同19分には脇坂がMF柴戸海と入れ替わるように突破して相手を引き付け、FWレアンドロ・ダミアンを経由して1枚余ったDF山根視来にボールが回ると左足シュートを流し込み、あっという間の逆転劇で2-1と試合をひっくり返した。

 浦和は残り15分でユンカーを含むアタッカー3人を同時交代で送り込み、再び攻勢に出た。しかし、最後のところで川崎の守備陣を割り切れずこのまま試合終了。川崎が2-1で勝利して3勝1敗とした一方、浦和は1分3敗と開幕4試合を未勝利で終えた。

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