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「メンタル的にいかれるW杯前だった」 闘莉王へバッシング…2010年大会前の“一大事件”余波を告白
「闘莉王TV」で2010年W杯前の親善試合・コートジボワール戦を回想
元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)直前の親善試合コートジボワール戦で相手のエースとの激突で骨折させてしまった事件を振り返り、バッシングの大きさからメンタル崩壊寸前だったと告白している。
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闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」には、元日本サッカー協会会長で、浦和レッズ社長も務めた犬飼基昭氏がスペシャルゲストとして登場。日本サッカー協会会長当時にW杯直前のスイス合宿の親善試合で、闘莉王はマッチアップしたFWディディエ・ドログバとの接触プレーで、相手は右腕を骨折。一大事件となった。
「あのファールはわざとだろと、ブラジルのテレビから取材がバンバンきて。あんなのわざとじゃないに決まっている。本当に申し訳ない。W杯は夢の舞台。怪我をさせて、しかもエースじゃないですか。世界中のベスト3に入るフォワード。これはやってしまった。手紙だけでも書かしてくれ、と」
闘莉王氏はこう振り返った。当時チェルシーのエースで世界最強のストライカーと呼ばれたドログバだが、コートジボワールは闘莉王氏の生まれ故郷のブラジルとW杯で同組だったために、ブラジルでも大きな話題になった。
この試合ではオウンゴールも記録してしまった闘莉王氏。コートジボワール戦前に行われたイングランド戦でも1ゴール、1オウンゴールと大荒れの開幕前だった。
「結構メンタル的にいかれるW杯前だった。もうバッシングばっかり。ちょっと精神的にいかれました」
鋼のメンタルで知られた闘将も世界的なバッシングで心が折れたことを告白するなど、秘話続出の回となっている。
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